ラズパイ5対応 カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作

[表紙]ラズパイ5対応 カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作

紙版発売

B5変形判/264ページ

定価2,860円(本体2,600円+税10%)

ISBN 978-4-297-14431-9

電子版
  • 電子化の予定があります

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書籍の概要

この本の概要

ラズパイを使った電子工作の基本から応用までが,この1冊でまるわかり!

「演習プログラムのダウンロードサービス」と「公式のパーツセット」をご用意しておりますので,どなたでもすぐに始められ,手を動かして体験しながら学習できます。

【本書で学べる主な演習】

  • LEDの点滅(いわゆるエルチカ)
  • タクトスイッチを使ったLEDの点灯と消灯
  • タクトスイッチを使ったカメラシャッター操作やMP3ファイルの再生,ラズパイ本体のシャットダウン
  • フォトレジスタを使った周囲の明るさによるLEDの制御
  • 半固定抵抗を使った音声のボリューム変更
  • 温度をLCDに表示するデジタル温度計
  • RGBフルカラーLEDの明るさや色の制御
  • DCモーターやサーボモーターの制御
  • PCやスマホ,タブレットからのLEDやモーターの制御
  • キャタピラ式模型の遠隔制御

こんな方におすすめ

  • Raspberry Piによる電子工作の基礎と応用を一通り知りたい初心者

本書のサンプル

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目次

第1章 Raspberry Piとは何か

  • 1.1 Raspberry Piの誕生
  • 1.2 Raspberry Piが人気を集めた理由
  • 1.3 Raspberry Piの特徴
  • 1.4 Raspberry Piとマイコンとの違い

第2章 Raspberry Pi用のOSのインストール

  • 2.1 本章で必要なもの
  • 2.2 microSDカードへのOSのインストール
  • 2.3 Raspberry Piへの電源の接続
  • 2.4 インストール後の設定

第3章 電子工作の予備知識およびRaspberry PiによるLEDの点灯

  • 3.1 本章で必要なもの
  • 3.2 電子工作を学ぶ上で必要な予備知識
  • 3.3 Raspberry Piを用いたLEDの点灯回路の実現
  • 3.4 抵抗のカラーコード

第4章 プログラミングによるLEDの点滅

  • 4.1 本章で必要なもの
  • 4.2 LEDの点滅をどのように実現するか
  • 4.3 LED点滅のためのプログラムの記述

第5章 タクトスイッチによる入力

  • 5.1 本章で必要なもの
  • 5.2 タクトスイッチを用いた回路
  • 5.3 タクトスイッチでLEDを点灯してみよう
  • 5.4 Raspberry Pi内部のプルダウン抵抗の利用
  • 5.5 イベント検出によるトグル動作
  • 5.6 タクトスイッチをカメラのシャッターにしてみよう(オプション,要ネットワーク)
  • 5.7 タクトスイッチでのMP3ファイルの再生と停止(要ネットワーク)
  • 5.8 タクトスイッチでRaspberry Piをシャットダウン

第6章 AD変換によるアナログ値の利用

  • 6.1 本章で必要なもの
  • 6.2 AD変換とは何か
  • 6.3 半固定抵抗を用いた回路
  • 6.4 フォトレジスタを用いた回路
  • 6.5 半固定抵抗で音声のボリュームを変更する(要ネットワーク)

第7章 I2Cデバイスの利用

  • 7.1 本章で必要なものと準備
  • 7.2 I2C接続するデバイスの例:温度センサADT7410
  • 7.3 I2C接続するデバイスの例:小型LCD
  • 7.4 小型LCDにカタカナを表示する
  • 7.5 温度センサで読み取った値をLCDに表示するデジタル温度計
  • 7.6 デジタル温度計用プログラムの自動実行(上級者向け)
  • 7.7 入手しやすいI2C接続のセンサ用サンプルファイル.

第8章 PWMの利用

  • 8.1 本章で必要なもの
  • 8.2 PWMとは何か
  • 8.3 PWM信号によるLEDの明るさ制御
  • 8.4 RGBフルカラーLEDの色を変更しよう
  • 8.5 PWM信号によるDCモーターの速度制御
  • 8.6 PWM信号によるサーボモーターの角度制御

第9章 FastAPIを用いたPCやスマートフォンとの連携(要ネットワーク)

  • 9.1 本章で必要なもの
  • 9.2 FastAPIを用いるための準備
  • 9.3 ブラウザのボタンによるLEDの点灯
  • 9.4 ブラウザへの温度センサの値の表示
  • 9.5 ブラウザのスライダの利用~RGBフルカラーLED
  • 9.6 タッチイベントの利用~DCモーターの速度制御
  • 9.7 ブラウザによるサーボモーターの制御

第10章 FastAPIを用いたキャタピラ式模型の操作(要ネットワーク)

  • 10.1 本章で必要なもの
  • 10.2 TAMIYA工作キットで機体を作成
  • 10.3 ツインモーターギヤーボックスの動作確認
  • 10.4 キャタピラ式模型にカメラを搭載しよう(オプション)
  • 10.5 キャタピラ式模型に搭載したカメラを上下に動かす(オプション)
  • 付録A ネットワークへの接続
  • 付録B プログラムが記述されたサンプルファイルのダウンロード
  • 付録C Thonnyを用いない開発方法(上級者向け)
  • 付録D IPアドレスを用いずにRaspberry Piにアクセスする
  • 付録E 日本語入力ソフトのインストール
  • 付録F 青色LEDに順方向電圧をかけて点滅させる(上級者向け)

著者プロフィール

金丸隆志(かなまるたかし)

1973年北海道生まれ。博士(工学)。工学院大学先進工学部機械理工学科教授。専門は計算論的神経科学および非線形力学。2001年,東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻修了。2001年~2005年,東京農工大学工学部電気電子工学科助手を経て,現職に至る。主な著書は『Excel/OpenOfficeで学ぶフーリエ変換入門』(ソフトバンククリエイティブ),『カラー図解Raspberry Piではじめる機械学習』,『高校数学からはじめるディープラーニング』(ともに講談社ブルーバックス)など。