新刊ピックアップ
データ基盤に取り組む意義
データを扱うためのインフラ,
次の図は全国展開している小売業を想定しています。そのような企業は,
今,
- → ルールに従い,
IT部門に依頼を行うのですが, マーケティング部門として今回の施策の効果を分析するために必要な商品×店舗別のレポートは作られていないことが発覚します。 - → IT部門の担当者からは,
新たなレポートを作成するための工数を用意できず, 店舗別レポートと商品別レポートを提供するのでそこから必要なデータをマーケティング部門側で作成してほしいと言われます。 - → ようやく提供されたデータを見ると,
店舗別レポートと商品別レポートで出力されている項目を利用してもマーケティング部門が欲しいデータは作成できない可能性が高いとわかります。 - → そうこうしているうちにキャンペーンは終了してしまい,
データ分析はやや不完全な形で, かつキャンペーン終了後の振り返りという形でしか行うことができませんでした。
この例は少し極端ではありますが,
データ活用を進めるうえでは,
記事中で紹介した書籍
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Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門[業務で使えるデータ基盤構築]
AIやIoTが実用化フェーズに入りつつあるのみならず,デジタルトランスフォーメーション(DX)への注目の高まりによって,事業やサービスを取り巻くデータを分析・活用・...