作って学べる開発入門シリーズ作って学べる Unity VR アプリ開発入門

[表紙]作って学べる Unity VR アプリ開発入門

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B5変形判/464ページ

定価3,828円(本体3,480円+税10%)

ISBN 978-4-297-10105-3

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書籍の概要

この本の概要

本書は,はじめてVRアプリ開発を体験したい人のための入門書です。身近なスマートフォン,開発環境にVRと親和性の高いUnityを利用することで,VRアプリの概要から実際に作りながら一通りの体験までできます。また,VRアプリの作成を通して,Unityの基本的な機能を学ぶことができますので,Unityをはじめて体験する人にもおすすめです。Windows/Macのどちらの環境でもアプリ開発ができます。

こんな方におすすめ

  • VRアプリ開発を体験したい人

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Unityで作るVRアプリとは
昨今,VRアプリ(仮想現実)という言葉を耳にする機会が増えていませんか?

目次

Chapter1 VR(バーチャルリアリティ)とゲームエンジンUnity

1-1 VR(バーチャルリアリティ)とは

  • 1-1-1 VRの仕組み
  • 1-1-2 VRの映像処理
  • 1-1-3 VRゴーグルの紹介
  • 1-1-4 VRを活用している事例
  • 1-1-5 VRの注意点

1-2 Unityとは

  • 1-2-1 Unityの歴史
  • 1-2-2 ゲーム作りに必要なこと
  • 1-2-3 Unityの特徴1 高機能
  • 1-2-4 Unityの特徴2 アセットストア
  • 1-2-5 Unityの特徴3 豊富なサービス
  • 1-2-6 Unityの特徴4 マルチプラットフォームサポート
  • 1-2-7 Unityの特徴5 数多くの採用実績

Chapter2 Unityを導入してみよう

2-1 開発環境を整理しよう

  • 2-1-1 Unityを導入するために必要なもの
  • 2-1-2 Android開発で必要なもの
  • 2-1-3 iOS開発で必要なもの

2-2 Unityをインストールしてみよう

  • 2-2-1 Unityをダウンロードしてみよう
  • 2-2-2 Unityインストール(macOS)
  • 2-2-3 Unityインストール(Windows)
  • 2-2-4 Unityアカウントを準備しよう

2-3 Android開発の準備をしよう

  • 2-3-1 Android開発の準備をしよう
  • 2-3-2 macOS編
  • 2-3-3 Windows編

2-4 iOS開発の準備をしよう

  • 2-4-1 Apple IDの作成
  • 2-4-2 Xcodeのインストール

Chapter3 Unityに触れてみよう

3-1 プロジェクトを作成してみよう

  • 3-1-1 Unityの起動とプロジェクトの作成
  • 3-1-2 ゲームの舞台となる「シーン(Scene)」
  • 3-1-3 Unity上で扱う素材「アセット(Asset)」

3-2 Unityのインターフェースを見てみよう

  • 3-2-1 Unityの画面構成
  • 3-2-2 ウィンドウレイアウトの変更

3-3 シーンにモノを配置してみよう

  • 3-3-1 モノをシーン上に作成してみよう
  • 3-3-2 シーンビュー上での視点操作
  • 3-3-3 シーンビュー上でモノを動かしてみよう
  • 3-3-4 インスペクターウィンドウからモノを操作する
  • 3-3-5 ヒエラルキーウィンドウで操作してみよう

3-4 Unityにおけるモノの表現について学ぼう

  • 3-4-1 モノを表現する「ゲームオブジェクト(GameObject)」
  • 3-4-2 モノの機能,性質,状態等を表現する「コンポーネント(Component)」
  • 3-4-3 コンポーネントを追加してみよう
  • 3-4-4 代表的なコンポーネント

3-5 シーンを実行してみよう

  • 3-5-1 シーンの実行と停止
  • 3-5-2 実行中の確認と編集
  • 3-5-3 ゲームビューとカメラの設定

Chapter4 スマートフォンを使ってVRで見てみよう

4-1 スマートフォンにインストールしてみよう(Android編)

  • 4-1-1 ビルドするための設定
  • 4-1-2 Android端末の接続
  • 4-1-3 インストールして確認してみよう

4-2 スマートフォンにインストールしてみよう(iOS編)

  • 4-2-1 UnityでビルドしてXcodeプロジェクトを生成する
  • 4-2-2 Xcodeでビルドしてインストールしよう

4-3 スマートフォンを使ってVRで確認してみよう

  • 4-3-1 VRゴーグルの調整
  • 4-3-2 VRゴーグルで確認してみよう

Chapter5 ゲーム開発を始めよう

5-1 ゲームの企画を考えてみよう

  • 5-1-1 VRの特徴とそれを活かしたゲームについて考える
  • 5-1-2 ゲームを構成する要素

5-2 プロジェクトの作成と準備をしてみよう

  • 5-2-1 プロジェクトを作成してみよう
  • 5-2-2 シーンを保存してみよう
  • 5-2-3 アセットストアを使ってみよう
  • 5-2-4 インポートしたアセットの中身を見てみよう
  • 5-2-5 アセットをシーンに配置してみよう

5-3 スクリプトを書いてみよう

  • 5-3-1 コンポーネントを作成するためのスクリプト
  • 5-3-2 スクリプトを書いてみよう
  • 5-3-3 スクリプトについて学ぼう
  • 5-3-4 Unityによって提供されるクラス

5-4 スクリプトでオブジェクトを動かそう

  • 5-4-1 3Dの数学
  • 5-4-2 Unityのスクリプトにおける3Dの扱い
  • 5-4-3 カメラを回転させてみよう

Chapter6 弾を撃って敵を倒そう

6-1 弾を発射できるようにしよう

  • 6-1-1 弾を作成してみよう
  • 6-1-2 弾をプレハブ化してみよう
  • 6-1-3 スクリプトで弾を生成してみよう
  • 6-1-4 物理エンジンで弾を飛ばそう
  • 6-1-5 不要な弾を破棄してみよう

6-2 敵を倒せるようにしてみよう

  • 6-2-1 敵を配置してみよう
  • 6-2-2 敵に当たり判定をつけよう
  • 6-2-3 衝突時の処理を実装してみよう
  • 6-2-4 衝突時の処理を実装してみよう

6-3 敵をランダムに出現させてみよう

  • 6-3-1 敵を出現させる仕組みを考えよう
  • 6-3-2 敵の出現を制御するSpawnControllerを作ろう

6-4 パーティクル演出を入れてみよう

  • 6-4-1 Unityのパーティクルシステムについて知ろう
  • 6-4-2 発射エフェクトを入れてみよう
  • 6-4-3 着弾エフェクトを入れてみよう

6-5 音を入れてみよう

  • 6-5-1 Unityにおけるオーディオ
  • 6-5-2 射撃時の効果音を入れてみよう
  • 6-5-3 敵に関する効果音を入れてみよう

Chapter7 ゲームのルールを作ろう

7-1 UIを表示してみよう

  • 7-1-1 UnityでのUIについて
  • 7-1-2 UnityにおけるUIの基礎
  • 7-1-3 UIのレイアウト
  • 7-1-4 代表的なUIコンポーネント

7-2 制限時間を作ってみよう

  • 7-2-1 制限時間を表示してみよう
  • 7-2-2 残り時間をカウントしてみよう

7-3 スコアを導入してみよう

  • 7-3-1 スコアを表示してみよう

7-4 スタートと結果の表示を作ってみよう

  • 7-4-1 ゲームの進行管理
  • 7-4-2 ゲームの準備・開始・終了の表示を作ってみよう
  • 7-4-3 リザルト表示を作ってみよう
  • 7-4-4 ゲームの進行管理を作ってみよう

Chapter8 VRに対応しよう

8-1 VRで確認してみよう

  • 8-1-1 VRゴーグルで見てみよう
  • 8-1-2 VRでの操作を考えてみよう

8-2 VRで操作できるようにしてみよう

  • 8-2-1 ポインタを表示してみよう
  • 8-2-2 弾を自動で発射するようにしてみよう
  • 8-2-3 ボタンを押せるようにしてみよう
  • 8-2-4 動作確認をしてみよう

8-3 VRの設定をしてみよう

  • 8-3-1 UnityのVR設定
  • 8-3-2 Unityの挙動の変化
  • 8-3-3 スクリプトでVR設定を取得する

Chapter9 ゲームのコンテンツを増やそう

9-1 アニメーションをつけてみよう

  • 9-1-1 敵キャラクターにアニメーションを付けてみよう
  • 9-1-2 UIを動かしてみよう
  • 9-1-3 「DOTween」の拡張関数

9-2 タイトルとステージ選択の表示を作ってみよう

  • 9-2-1 複数のステージを選択できるようにしてみよう
  • 9-2-2 タイトル画面を作ってみよう
  • 9-2-3 ステージ選択画面を作ってみよう
  • 9-2-4 リザルト表示にステージ終了ボタンを追加してみよう
  • 9-2-5 シーンを登録してみよう

9-3 敵の種類を増やしてみよう

  • 9-3-1 敵キャラクターを増やしてみよう
  • 9-3-2 ナビゲーションシステム
  • 9-3-3 出現する敵をランダムにしてみよう
  • 9-3-4 ステージを増やしてみよう
  • 9-3-5 ステージ選択に登録してみよう
  • 9-3-6 動作確認をしてみよう

9-4 シーンを装飾してみよう

  • 9-4-1 壁をおいてみよう
  • 9-4-2 UIのカメラを追加してみよう
  • 9-4-3 文字に影をつけてみよう
  • 9-4-4 得点を表示してみよう
  • 9-4-5 動作確認をしてみよう

Chapter10 全天球プラネタリウムを作ろう

10-1 全天球プラネタリウムを考えてみよう

  • 10-1-1 プラネタリウムについて
  • 10-1-2 どのようなアプリにするか考えてみよう

10-2 必要なデータをあつめてみよう

  • 10-2-1 星のデータを集めてみよう
  • 10-2-2 星のデータを見てみよう

10-3 星をおいてみよう

  • 10-3-1 プロジェクトを作ってみよう
  • 10-3-2 ダウンロードしたデータをインポートしてみよう
  • 10-3-3 星のプレハブを作ってみよう

10-4 星座を表示してみよう

  • 10-4-1 CSVデータを読み込んでみよう
  • 10-4-2 星座のデータを整理してみよう
  • 10-4-3 星座を描画してみよう
  • 10-4-4 動作を確認してみよう

10-5 スマートフォンへインストールして見てみよう

  • 10-5-1 ビルドの設定をしよう
  • 10-5-2 黄道・天の赤道を描いてみよう
  • 10-5-3 目の前の星座だけ星座線を描いてみよう
  • 10-5-4 スマートフォンで実行してみよう

Chapter11 360度動画を再生してみよう

11-1 360度動画再生を考えてみよう

  • 11-1-1 360度動画を見てみよう
  • 11-1-2 360度動画の撮影方法
  • 11-1-3 360度動画再生を考えてみよう

11-2 動画を再生してみよう

  • 11-2-1 プロジェクトを作ってみよう
  • 11-2-2 スクリーンを作ってみよう
  • 11-2-3 動画を再生してみよう
  • 11-2-4 スクリーンを反転させてみよう
  • 11-2-5 VRで見てみよう

著者プロフィール

大嶋剛直(おおしまたけなお)

ゲーム系専門学校を卒業後,株式会社ランド・ホー!に入社し,様々な家庭用ゲーム機向けタイトルを開発。
その後DeNAで国内外のモバイルゲームの開発・運用の業務を中心に,クライアント開発リードなどを担当。
現在はUnity/UE4のタイトル開発に携わっている。


松島寛樹(まつしまひろき)

1986年生まれ,愛知県出身。
2011年からDeNAで約5年間,国内外に向けたスマートフォンゲームの新規開発や運営に携わり,クライアント/サーバ双方の開発を経験。
現在ITAKOにて,主にUnityを用いたスマートフォンゲームやアプリの開発を行っている。


河野修弘(こうののぶひろ)

大阪府出身。ゲームプログラマとして,コナミ・スクウェア・エニックス(コンソールゲーム業界歴10年ほど)からDeNA(ソーシャルゲーム業界歴2年)を経て,株式会社ITAKOを立ち上げる。
日夜,関西人と悟られないよう細心の注意を払いながら東京に潜伏中。
シューティングゲーム(STG)をこよなく愛しているが,動体視力の衰えを感じる今日この頃。