自由時間サプリ スポーツ自転車でいまこそ走ろう! ~一生楽しめる自転車の選び方・乗り方

「スポーツ自転車でいまこそ走ろう!」のカバー画像
著者
山本修二やまもとしゅうじ 著
定価
1,650円(本体1,500円+税10%)
発売日
2022.2.24 2022.2.21
判型
A5
頁数
176ページ
ISBN
978-4-297-12633-9 978-4-297-12634-6

概要

スポーツ自転車は身近な趣味・移動手段としてすっかり定着しました。ヘルシーかつサステナブルなため、乗る人はますます増えています。種類の選択肢も広がり、選び方も自由になりました。速さを競うロードレース志向ではなく、未舗装路を走れるグラベルバイク、バイクパッキング、自転車キャンプなど、より自然と身近に遊べるツールとしての楽しみ方がいまとくに人気です。2010年代からそんな流れを先取りしていた山本修二さんが、さまざまなスポーツ自転車の選び方、楽しみ方を紹介します。

こんな方にオススメ

  • 大人になってまたスポーツ自転車に乗りたい方
  • 自分にぴったりの自転車の選択肢を探している方
  • 自転車で旅やキャンプ・輪行を気楽に楽しみたい方

目次

Chapter 1 競わない自転車に乗ろう

  • 1 競うのをやめれば「自由」が見えてくる
  • 2 パーツにお金をかけなくても自転車は楽しい
  • 3 ロードバイクは体を鍛えてこそ乗りこなせる本気のマシン
  • 4 アップライトな自転車で視野を広げる
  • 5 デイパックを背負っても楽しい
  • 6 自転車を軽さだけで選んではいけない
  • 7 自転車はもっとユルく乗りませんか

Chapter 2 楽しい乗り方、走り方

  • 1 自転車のパーツの名前を知っておこう
  • 2 基本的なメンテナンスは自分でやってみる
  • 3 チェーンに注油すると快適性が格段にアップする
  • 4 サドルを高くして脚の回転をスムーズに
  • 5 ビンディングペダルは自転車に慣れてから
  • 6 ハンドルとステムを交換して前傾姿勢をゆるめる
  • 7 細くて柔らかいグリップにすると疲れにくくなる
  • 8 お尻が痛いのはほんとうにサドルのせい?
  • 9 中高年は重いギアを踏んではいけない
  • Report 1 ビワイチ160kmをEバイクで日帰り旅

Chapter 3 買う前に知っておくべきこと

  • 1 自転車とは大きな棚。引き出しは増え続けている
  • 2 体力に自信がない人には E バイクという選択肢がある
  • 3 オフロードを走れる自転車が楽しいワケ
  • 4 荷物を積める自転車に乗ると生活が一変する
  • 5 スポーツ自転車は室内で保管する
  • 6 自転車のフレームには寿命がある
  • 7 フレームの素材は、鉄が一番なワケとは?
  • 8 体が疲れにくいフレームとは?
  • 9 タイヤの太さが変われば見える景色が違ってくる
  • 10 自転車の性能は買う店によって異なる
  • 11 スポーツ自転車の価格的な狙い目は?
  • 12 高級パーツ=使いやすいということではない
  • 13 パーツを組み替えると様々な用途に対応できる

Chapter 4 安全、快適に走るために

  • 1 自転車通勤をしてみてわかったこと
  • 2 自転車は道路の左側を走る
  • 3 スタンドがないスポーツ自転車はどう駐輪する?
  • 4 ヘルメットを着用してケガを最低限に
  • 5 ライトにはお金をかける。旅では昼間も点灯する
  • 6 水と食料の補給は早め早めに
  • 7 走るだけのウェアより一日を快適に過ごせるウェアを

Chapter 5 自転車旅=小さな冒険の始め方

  • 1 自転車に乗ることは冒険なんです
  • 2 最初は 15km までをゆっくり走る
  • 3 サイクリングルートの探し方・作り方
  • 4 バイクパッキングギアで走りをもっと快適に
  • 5 遊び道具をプラスすると楽しみが広がる
  • 6 輪行するときには周囲の人に最大限の配慮を
  • 7 ガイドやパークを利用すれば楽しみを広げられる
  • 8 小さな旅には小さな自転車が似合う
  • Report 2 いつもの自転車に道具を積んで片道50kmの自走キャンプ

プロフィール

山本修二やまもとしゅうじ

1963年東京都生まれ。ライター。サイクリスト。
1980年代初頭、日本のBMX草創期から選手としてレースに出場。「マングース」の初代契約ライダーとして国内レースで42勝。その後、編集プロダクションに在籍し、執筆活動を開始する。80年代後半は、日本に入ってきたばかりのMTB(マウンテンバイク)に熱中し、第1回全日本選手権からプライベート選手として参戦。カリフォルニア、ハワイ、カナダのレースにも遠征し、本場の楽しみ方、自転車がある豊かなライフスタイルについて学ぶ。28歳で独立してフリーランスとなり、雑誌を中心にさまざまな媒体で執筆。ドイツ、イギリス、イタリア、オランダ、アメリカ、台湾などに渡航して、有名自転車ブランドの創始者へのインタビューほか、各国の自転車に関するインフラについても取材。2015年に名古屋へ移住。自転車輸入代理店と契約し、マーケティング業務を担当。2019年に同契約を終了し、ライター活動を本格再開。近年は、名古屋を拠点に自転車、アウトドア関連の記事を執筆している。
ホームページ:https://www.instagram.com/bikeshu2/