SEのための 将来価値を生む人脈「交遊」学
2009年3月6日紙版発売
森川滋之 著
A5判/208ページ
定価2,068円(本体1,880円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3776-6
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書籍の概要
この本の概要
自分は人付き合いが苦手と思っているSEに対して,本書は<正しい>人付き合いの方法論を解説します。本書を読めば,他人の役に立つことにより自分も恩恵を得られるという<価値のある>人脈が築けるようになります。SEは人付き合いが苦手だと思われています(自らそう思っているSEも多い)。また,自分の殻を破りたいが,その方法がわからないというSEも非常に多いのです。人材交流の場に参加しても疎外感を感じるばかりの彼ら……。そんな方たちの問題解決のために,本書は,その本質から丁寧に論を説き起こし,解説しています。
こんな方におすすめ
- 他人との交流に苦手意識を持つSE
- なかなか人脈を広げられない方
- 将来に備えて人との関わりを増やしたいと考えている方
目次
第1章 いま,なぜ「交遊」か?
1 SEは外に向かわない?
- ぼくの会社員時代の話
- 業界も若い人を中心に変わりつつある
2 いま「交遊」関係を作るべき,これだけの理由
- ようやく「高度成長時代」が終わりつつある
- 職場の付き合いは「場」の付き合い
- 急に会社がなくなったときの準備はできていますか?
- 人間関係のストレスから抜け出したくありませんか?
3 人脈に関する5つの誤解
- 誤解その1:――人脈は多いほどよい
- 誤解その2:――人脈とはベタベタした関係だ
- 誤解その3:――自分の役に立つ人が人脈だ
- 誤解その4:――人脈を作るのには手間暇がかかる
- 誤解その5:――社交的な人にしか人脈は作れない
第2章 「交遊」関係を作ろう!
1 「交遊」関係の作り方――共通編
- 人脈には,いろいろあるが……
- 見返りを考えない
- 第一印象を良くするには?
- 第一印象が悪い本当の理由
- 無理をする必要はない
2 「交遊」関係の作り方――実践編
- お客様とうまくお付き合いしたい
- 上司とうまく付き合いたい
- 部下に信頼されたい
- 同業の人たちと交遊したい
- 異業種の人と交遊したい
- 著名人と知り合いたい
- ビジネスパートナーを作りたい
- コミュニティを作りたい
第3章 ぼくがコミュニケーションについて知っていること
1 自己紹介がうまくなりたい
- ぼくの失敗談
- 印象に残る理由,残らない理由
- 印象に残る話の特徴
- 印象に残る話し方
- 話題はそれほど重要ではない
2 プレゼンテーションがうまくなりたい
- “上手な”プレゼンテーションの本質
- プレゼンテーションの正しい手順
- ひとつのことだけ忘れなければ必ず上達する
3 教え上手になりたい
- 自分で考えろというが……
- プレゼンテーションやコーチングとの違い
- 専門知識の教え方
4 聞き上手になりたい
- 聞くのは気持ちがいいとは限らない
- 聞き方の技法
- 究極の聞き上手
5 促し上手になりたい
- NLPによる促しの手法
- コーチングによる促しの手法
- メンタリングによる促しの手法
- 小手先よりも本気
6 「営業」上手になりたい
- 営業は誰にでも必要
- 営業はお客様に媚びる仕事ではない
- 営業が必要な本当の理由
7 紹介を頼む
- 人柄だけでは紹介できない
- 紹介者が紹介しやすい準備をする
- 本気で頼まないと動いてくれない
第4章 人付き合いの本質
1 関心 ――人をありのままに見る
- 業界の人が孤独になりやすい訳
- まず自分から変わる
- 人をありのままに見るということ
2 貢献 ――見返りを求めない
- 見返りを求めないことが実は得
- 貢献を続けた人の例
- マザー・テレサの生涯
3 感謝 ――存在自体にありがとう
- 感謝は,まず自分のためにする
- 感謝の気持ちを伝える意味
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