PICマイコンではじめる 作って遊べるロボット工作
2003年7月23日紙版発売
後閑哲也 著
B5判/272ページ
定価2,618円(本体2,380円+税10%)
ISBN 4-7741-1789-7
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書籍の概要
この本の概要
ロボット工作のいろはから,電子回路の基礎知識,センサの使い方,モータの基礎知識,PICマイコンでの制御方法,プログラミング方法,チューニングまで,入門者でもわかるようにやさしく解説してあります。工作名人のノウハウ・的確なアドバイスを満載した,アマチュア工作のための入門書です。見てわかる,作って遊べる本書で「ロボット工作」の楽しさを実感できます。
こんな方におすすめ
- 電子工作(ロボット工作)のいろはから学びたい方
- PICのしくみ、プログラミングのしくみを学びたい方
- PICを使ったロボットで遊んでみたい方
目次
第1章 ロボット工作のいろは
- 1-1 何をつくるか考えるべきこと
- 1-1-1 ロボットの構成
- 1-2 ロボット工作の手順
- 1-3 パソコンの活用
- 1-3-1 情報収集・保存の道具
- 1-3-2 設計の道具
- 1-4 情報の収集と保存
- 1-4-1 情報の収集方法
- 1-4-2 DocuWorksの使い方
第2章 電子回路の基礎知識
- 2-1 回路図の見方,描き方
- 2-1-1 回路図に使われる記号,略号
- 2-1-2 回路図に描いてないこと
- 2-1-3 電源とグランドのノウハウ
- 2-2 電子部品の基礎知識
- 2-2-1 抵抗器
- 2-2-2 コンデンサ
- 2-2-3 集積抵抗器(抵抗アレイ)
- 2-2-4 半固定抵抗器
- 2-2-5 ダイオード
- 2-2-6 トランジスタ
- 2-2-7 電界効果トランジスタ(FET)の基本
- 2-2-8 ディジタルICとアナログIC
第3章 センサの使い方
- 3-1 センサの種類
- 3-2 フォトセンサ
- 3-2-1 赤外線センサの種類
- 3-2-2 反射型フォトインタラプタの使い方
- 3-3 物体検知用赤外線センサ
- 3-3-1 赤外線発光ダイオード
- 3-3-2 フォトトランジスタ
- 3-4 赤外線リモコン用センサ
- 3-4-1 赤外線受光モジュール
第4章 モータの基礎知識
- 4-1 DCモータの特徴
- 4-1-1 DCモータの特性
- 4-1-2 実際のDCモータの特性
- 4-2 DCモータの制御方法
- 4-2-1 オン/オフ制御
- 4-2-2 回転方向の切り替え制御
- 4-2-3 モータの可変速制御
- 4-2-4 パルス幅変調制御(PWM制御方式)
- 4-3 モータ制御専用ICの使い方
- 4-3-1 フルブリッジIC
- 4-3-2 専用ICによるPWM制御
- 4-3-3 MOS型FETアレイによるPWM制御
- 4-4 モータの選択の実際
- 4-4-1 トルクの計算
- 4-4-2 モータを選択する
第5章 ライントレーサの設計
- 5-1 基本構想
- 5-2 メカ部の設計
- 5-2-1 シャーシ(車体の骨組み)
- 5-2-2 駆動部
- 5-2-3 車輪
- 5-3 シャーシを自分好みに加工する方法
第6章 コントローラ部の設計
- 6-1 コントローラ部の構成
- 6-2 PICの回路設計
- 6-2-1 PIC概要
- 6-2-2 PICに必須の回路
- 6-2-3 入出力ピンの使い方
- 6-3 コントローラAの設計
- 6-3-1 モータドライブ回路
- 6-3-2 センサ基板A
- 6-3-3 全体回路構成
- 6-3-4 プリント基板を製作する前に
- 6-4 コントローラBの設計
- 6-4-1 モータドライブ回路
- 6-4-2 センサ基板B
- 6-4-3 全体回路構成
- 6-5 回路図の作成
- 6-5-1 回路図作成の道具
- 6-5-2 BSchの使い方
- 6-5-3 回路図作成手順
- 6-5-4 部品番号の付与
- 6-5-5 部品ライブラリの追加
- 6-6 パターン図の作成
- 6-6-1 パターン図作成の道具
- 6-6-2 PCBEの使い方
- 6-6-3 基板パターン作成手順
- 6-6-4 部品ライブラリの編集
第7章 いよいよ組み立て
- 7-1 部品とその入手方法
- 7-1-1 本体の部品
- 7-1-2 コントローラA基板とセンサA基板の部品
- 7-1-3 コントローラB基板とセンサB基板の部品
- 7-2 プリント基板の作り方
- 7-2-1 プリント基板製作の手順
- 7-2-2 用意するもの
- 7-2-3 パターン版下の作成
- 7-2-4 露光の仕方
- 7-2-5 現像の仕方
- 7-2-6 エッチングの仕方
- 7-2-7 感光剤の除去
- 7-2-8 穴あけ
- 7-2-9 仕上げて基板完成
- 7-3 コントローラ部の組み立て方
- 7-3-1 基板の切断
- 7-3-2 はんだ付け
- 7-3-3 はんだ付けの基本
- 7-3-4 プリント基板のはんだ付け
- 7-3-5 線材(配線用ビニール線)のはんだ付け
- 7-3-6 部品の組み込み
- 7-4 本体の組み立て
- 7-4-1 トレースロボットの組み立て
- 7-5 動作確認
- 7-5-1 コントローラの動作確認
- 7-5-2 モータの動作確認
第8章 プログラムの製作
- 8-1 プログラム作成手順
- 8-2 プログラム開発環境
- 8-2-1 最小限の開発環境
- 8-2-2 MPLABの概要
- 8-2-3 PICライタ
- 8-3 プログラムの基本
- 8-3-1 アセンブラ命令
- 8-3-2 プログラムの基本形と擬似命令
- 8-3-3 代表的な擬似命令の使い方
- 8-4 プログラムの書式(書き方)
- 8-4-1 基本書式
- 8-4-2 アセンブラ命令の基本構造とオペランドの記述方法
- 8-4-3 SFRのラベル定義
- 8-4-4 数値や文字列の書式
- 8-5 プログラミング基本テクニック
- 8-5-1 演算の仕方
- 8-5-2 入出力ピンへの入出力の記述法
- 8-5-3 フロー制御
- 8-6 プログラミングの裏技
- 8-6-1 チャタリング対策
- 8-6-2 ループタイマの作り方
- 8-7 コントローラAのプログラム
- 8-7-1 全体の流れ
- 8-7-2 単純なオン/オフ制御法
- 8-7-3 プログラムを改良(センサの調整ができるようにする)
- 8-7-4 パルス幅制御による方法
- 8-7-5 デューティ値を可変させる方法
- 8-8 コントローラBによる可変速化
- 8-8-1 単純オン/オフ制御方式
- 8-8-2 PWM制御による可変速制御方式
第9章 チューニング
- 9-1 チューニング
- 9-1-1 テストコースの準備
- 9-1-2 センサのチューニング
- 9-1-3 駆動タイヤとセンサ間の間隔の調整
- 9-1-4 制御インターバルのチューニング
- 9-2 目指せロボコン
- 9-2-1 機能アップの工夫
- 9-2-2 ロボットコンテストに挑戦
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