知りたい!サイエンスシリーズミクロな化石,地球を語る
―微化石に刻まれた絶滅と再生―

[表紙]ミクロな化石,地球を語る―微化石に刻まれた絶滅と再生―

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四六判/208ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4426-9

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この本の概要

微化石とは,微細な化石のこと。一つひとつは小さく目立たないが,さまざまな場所から無数に発見できるのが特徴だ。そんな彼らをつぶさに調べると,生物と地球の歴史について,実にいろいろなことがわかってくる。

天体の衝突と絶滅は同時の起こったのか? 日本海は巨大な淡水湖だったのか?微化石が記録する過去・現在を紐解きながら,地球について語り尽くす。学問的に大きな足跡を残しながらも大型化石の陰に隠れてがちな微化石。

その魅力に存分に触れてみよう。

こんな方におすすめ

  • ミクロな化石に興味ある方
  • 地球史,日本列島形成の歴史の関心のある方
  • 生物の繁栄・絶滅はどうやって調べるのだろう……と不思議に思っている方

著者プロフィール

谷村好洋(たにむらよしひろ)

1949年,奈良県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。国立科学博物館 地学研究部,環境変動史研究グループ長。専門は古生物学,おもに珪藻化石を研究。著書に『化石の科学』(共編著,朝倉書店),『日本列島の自然史』(共著,東海大学出版会)などがある。