動かしてわかる CPUの作り方10

[表紙]動かしてわかる CPUの作り方10講

紙版発売
電子版発売

A5判/416ページ

定価3,278円(本体2,980円+税10%)

ISBN 978-4-297-10821-2

電子版

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書籍の概要

この本の概要

野村達雄氏(『ポケモンGO』開発者)推薦!!

「簡潔明瞭な文章でソフトウェアからトランジスタまで漏れなく解説。
CPUをゼロから設計してFPGAで実装する,
僕の人生を変えた井澤先生の講義がパワーアップして本になった!」

シンプルなCPUを例に,エミュレータの作成,FPGA上への実装,実用的な応用までを,やさしくていねいに解説します。10講で,基礎から応用までしっかり動かして実感できる,CPU設計の紙上講義です。

こんな方におすすめ

  • コンピュータのしくみなど低レイヤーの技術に興味のある方

目次

【第I部 シンプルなCPUを作ってみよう!】
第1講 ソフトウェアからCPUの動作をイメージする

第2講 シンプルなCPUのアーキテクチャを決定する

第3講 C言語を用いてCPUの動作をエミュレートする

第4講 論理回路の基礎を復習する

第5講 ハードウェア記述言語のVHDLを用いて回路を表現する

第6講 FPGA評価ボード上で簡単な回路を動作させる

第7講 VHDLを用いてCPUを設計する

第8講 FPGA評価ボード上でCPUを動作させる

【第II部 より実用的なCPUを目指して!】
第9講 プログラムを独立化しメモリを実装する

第10講 パイプライン処理により高速化する

著者プロフィール

井澤裕司(いざわゆうじ)

1951年 愛知県名古屋市生まれ。
1976年 東京大学工学部卒。
1978年 同大学院工学系研究科修士課程修了。
同年(株)日立製作所に入社し,中央研究所で画像関連の研究・開発業務に従事する。
1993年 信州大学工学部に移籍し,論理回路やディジタル信号処理等の授業を担当しながら,画像を中心とする信号処理の基礎・応用に関する研究業務に携わる。
2017年 定年退職し,現在に至る。

博士(工学)(東京大学)。著書『ビジュアル 論理回路入門』
『イメージでとらえる ビジュアル複素関数入門』(ともにプレアデス出版)。