知りたい!サイエンスシリーズ知っているようで知らない免疫の話
--ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?--

[表紙]知っているようで知らない免疫の話 --ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?--

紙版発売

四六判/240ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4334-7

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この本の概要

生物には,外界からの異物を排除する機能―免疫―が備わっています。人間はいうに及ばず,細菌や植物の体内にも,しっかり免疫の機能があるのです。私たち生物がここまで進化できたのは,免疫のおかげといっても言い過ぎではないかもしれません。生物進化と共に発達を続ける免疫。しかし,その発達の歴史はどんな感じだったのでしょう?

本書では「免疫の勃興と発達」にフォーカスしながら,単細胞生物から人間に至る進化の歴史に鋭く迫ります。生命体内における外界からの異物との攻防戦の歴史……。知られざる生命進化にこうご期待!

こんな方におすすめ

  • 免疫に興味のある方
  • 生命の進化について気になる方
  • マクロファージ,T細胞ファンな方

著者プロフィール

西村尚子(にしむらなおこ)

1967年に東京生まれ、神奈川県で育つ。1991年、早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業。専攻は細胞生物学。1992年より約10年にわたって科学雑誌『ニュートン』の編集に携わった後、フリーランスのサイエンスライターとして活動。生命科学分野の仕事を得意とする。ネイチャー アジア・パシフィックの特約記者でもある。

これまでの主な仕事は、雑誌として『nature日本版』『nature digest』『三洋化成ニュース』『JST ニュース』など、書籍として『花はなぜ咲くの?』(化学同人)、『サイエンスコミュニケーション 科学を伝える5つの技法』(日本論評社)、『きっずジャポニカ』(小学館)など、冊子として『理化学研究所 GSCの10年とゲノム科学の新たなる挑戦』『GSCアニュアルレポート2006』、ウェブとして『国立遺伝学研究所ホームページ』『日本語バイオポータルサイト』(国立情報学研究所)などがある。 2008~2010年3月まで、NPO幹細胞創薬研究所の生命倫理委員も務めた。