知りたい!サイエンスシリーズ食べ物はこうして血となり肉となる
―ちょっと意外な体の中の食物動態―

[表紙]食べ物はこうして血となり肉となる ―ちょっと意外な体の中の食物動態―

紙版発売

四六判/248ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3926-5

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この本の概要

野菜を食べると体によい。牛肉を食べるとハッピーな気分になる。

食べ物は食べるだけで,健康に影響を及ぼし,気分にまで作用します。なんの変哲もないふつうの食べ物に,なぜそんなことができるのだろう?本書では,食事の役割を「栄養源を摂取する場」として捉え,食品がどのようなプロセスを経て栄養に変化していくのかを化学的に客観的に考えてみました。太陽の恵みをいっぱいに浴びて育った野菜や果物,丸々と太った家畜から得られる肉類。それらが私たちの体の中で緻密に役割分担しながら,私たち人間を動かしているメカニズムを,ちょっとのぞいてみましょう

こんな方におすすめ

  • 食べ物が体内でどうなっていくのかに興味のある方
  • 健康に関心を払っている方
  • 生化学をさらっと学んでみたい方

著者プロフィール

中西貴之(なかにしたかゆき)

1965年,山口県下関市彦島生まれ。山口大学大学院応用微生物学修了。現在,総合化学メーカー宇部興産株式会社医薬研究所で鋭意創薬研究中。心を落ち着かせるときにすることは掃除。地元下関市の平家一門の御霊を鎮める伝統芸能「平家踊」で音頭取りを務める継承者。著書に『からだビックリ! 薬はこうしてやっと効く―苦労多きからだの中の薬物動態―』『食品汚染はなにが危ないのか-ニュースを読み解く消費者の科学-』(技術評論社)他。

日本質量分析学会,日本科学技術ジャーナリスト会議会員。