知りたい!サイエンスシリーズ人体解剖の実習中継
―医学部で見た体の不思議と命の尊さ―

[表紙]人体解剖の実習中継―医学部で見た体の不思議と命の尊さ―

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四六判/200ページ

定価1,958円(本体1,780円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4403-0

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この本の概要

医者になるには避けて通れない人体解剖の実習。ここでは,どんなことが行われているのだろうか?

本書は,実際の医学部で行われている「解剖学実習」を基に,実習風景を誌面で展開。実習に携わる人々の思いや会話を盛り込みながら,人体解剖実習を忠実に再現する。献体として身体を捧げてくれたご遺体に対する感謝,人体に対するメス入れ,ご遺体への黙祷,遺骨の返還……。医学部生は,実習の中でさまざまな体験をすることで,人体の構造と命の重さについて学んでいく。医学部生とともに触れる人体と命,それはいったいどんなものだろうか?

こんな方におすすめ

  • 人体に興味のある方
  • 解剖実習に関心のある方
  • 医学部ってどんなところだろう……と気になる方

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医学部の人体解剖ってなにするの?
人体解剖……なんだか怖い響きですね。特殊な人々以外には縁遠そうなものですが,意外とそうでもないのはご存じでしょうか。

著者プロフィール

坂井建雄(さかいたつお)

順天堂大学医学部教授(解剖学・生体構造科学)。1953年大阪府生まれ。1978年東京大学医学部医学科卒業。ハイデルベルク大学研究員,東京大学医学部解剖学助教授を経て,1990年から現職。おもな研究・活動領域は,解剖学,腎臓と血管系の細胞生物学,献体と解剖学の普及,医学と解剖学の歴史。主な著書は,『からだの自然誌』(東京大学出版会),『からだの百科事典』(編,朝倉書店),『人体の正常構造と機能』(監修・著,日本医事新報社),『プロメテウス解剖学アトラス』(監訳,医学書院),『人体観の歴史』(岩波書店)など多数。