過去にSDで特集された記事を再編集! ドメイン駆動設計を実践して得た情報の最前線を解説した1冊
ソフトウェア開発でドメイン駆動設計が注目されています。ソフトウェアデザイン誌で大変好評だった,ドメイン駆動設計特集の過去記事(2024年3月号,2023年2月号など)を再編集し,1冊にまとめました。ソフトウェアの設計は現在さまざまな視点で検討されており,開発の成功をいかに実現し達成するか重要になっています。本書は,ドメイン駆動設計の第一人者である増田亨氏を中心に,現場でドメイン駆動設計を実践し得られた知見をもとに,最前線の情報を得ることができます。
第1章においてはマイクロサービスなどの分散アーキテクチャやアジャイル開発における設計のアプローチとして,近年注目を集めている「ドメイン駆動設計」。その元となる書籍『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(いわゆる“エヴァンス本”)は,本書では,“エヴァンス本”の要点をかみ砕き,オブジェクト指向,アジャイル開発,分散アーキテクチャとの関係性から,設計の考え方とやり方を解説します。根本の考え方を理解し,現場での実践例を見ることで,設計力アップにつながるでしょう。引き続き第2章では,ドメイン駆動設計(DDD)の実装は,ドメイン(業務領域)を深く理解することから始まります。DDDの概要を再確認しつつ,実例を交えたDDDの手法を解説します。DDDの根幹を担う「ユビキタス言語の策定」,ドメインの発見に役立つ「イベントストーミング」,そしてイベントストーミングで得られた知識からコードを導く「イベントソーシング」という,効果的な3つの手法を実際に体験しましょう。そして第3章では,DDDからクリーンアーキテクチャの解説を行います。
SwiftUIに完全対応! 動作を確認できるサンプルでの説明でiOSアプリの開発に役立つSwiftの解説書
改訂第3版では,SwiftUIに完全対応しました。SwiftUIは2019年の登場以来,バージョンアップを重ねて,従来からのUIKit版と遜色ないレベルまで充実してきましたが,まとまった情報が公式のドキュメント以外にほとんどないため,開発者にとっても移行しづらい状況がありました。しかし,開発元のアップル社は今後もSwiftUIを充実させていく流れに変わりはありません。iOSアプリ開発のお伴に,ぜひ本書を役立ててください。旧版のUIKit版の情報もダウンロードコンテンツとして提供する万全の一冊!
進化する新機能にも対応できる,Illustrator,Photoshop,InDesignでのデザインの基本を学べる定番の入門書
人気のデザインアプリ3種類の入門書が最新機能の解説を盛り込んだ改訂版となりました。Illustrator,Photoshop,InDesignは,グラフィックデザインを行う上で必須のアプリです。本書は,デザイナー志望者や本業の傍らデザインが必要な人を対象に,これら3つのアプリの基本をこれ1冊でマスターするための書籍です。3つのソフトの最低限必要と思われる機能の解説に絞り込み,この1冊を学習すれば一通りの操作が使えるようになります。また,Illustratorで作成したイラストをPhotoshopで写真に貼り付ける,IllustratorやPhotoshopで作成した部品をInDesignで誌面に配置するなど,各アプリ間の連携を学ぶことができます。さらにAdobeの最新の生成AI機能である「Adobe Firefly」にも完全対応しており,最新の機能をまるごと学ぶことができます。
みんなの生活に必要なエネルギーを得るために大事な事,地政学から学ぶエネルギー事情とその重要性
エネルギーと地政学はどんな関係があるの?
世界の覇権争いがエネルギーの奪い合いを招くなど,エネルギーと地政学は切っても切れない関係にあります。ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ問題は,世界のエネルギー事情を表面化させ,地政学の重要性をあらためて考えさせられるきっかけになりました。
また,脱炭素(カーボンニュートラル)をめざす取り組みから,化石燃料だけではなく再生可能エネルギーなどのエネルギーをいかに安定的に手に入れられるのか? 日本のみならず世界各国でエネルギー供給網の再構築が進められています。
本書は,地政学の第一人者で多くの著作があり,メディアでの解説も定評のある奥山さんと,エネルギーの専門家である小野崎さんが協力して,世界からみたエネルギーの重要性を解説した本です。
地政学の観点からこれまでのエネルギーの歴史,安定的に手に入れるために日本や世界はどうしなければならないのかなど,ウサギさん,カエルさん,フクロウさん,イワトビペンギンさんが身近な例を挙げながらやさしく解説してくれます。
投資の世界を身近に! 新しくなった新NISA制度の特徴や知っておくべきこと,実践的な投資術を学んで上手に活用しよう
昨年末から世を賑わしている新NISA。2024年になってNISA制度が新しくなり,年初からの株価(日経平均)の上昇もあいまって,これまでになく人々の投資気運が高まってきています。新NISAという制度について,なんとなく知識はあるものの,実際投資となると少し勇気がいりますよね。大切なお金を失ったらどうしよう? 本書は,そんな投資ビギナーなあなたのための手引書です。新NISAという制度の特徴をあらためておさらいするとともに,投資するにあたって知っておくべきこと,NISAで購入できる商品の特徴,そしてどのような銘柄を選び購入し,運用していけばいいのかなど,より実践的な投資術にフォーカスした内容になっています。投資運用は長距離走のようなもので,すぐに結果が出るというものではありません。長く上手に続けていくことで人生の幸福度を高める手段の一つとしてNISAを活用していきましょう。