知りたい!サイエンスシリーズここがおかしい 日本人の栄養の常識
−データでわかる本当に正しい栄養の科学−
2007年4月17日紙版発売
柴田博 著
四六判/216ページ
定価1,738円(本体1,580円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3082-8
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書籍の概要
この本の概要
「日本人は飽食で摂取カロリーが多過ぎる」とイメージする人がほとんどだろうが,実は日本人の摂取カロリーが減少を続けていることをご存じだろうか。このほかにも「やせているほど長生きする」「コレステロールは低いほどよい」などの一見正しく見える“健康常識”を徹底検証。
科学的なデータをもとに本当に正しい食生活と栄養とは何かを明らかにする。
こんな方におすすめ
- 栄養学に興味のある人
- 生活習慣病に悩む人
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- コレステロールは低いほうがいいのか?
- 社会人の方で,健康診断を受けてみたところ,中性脂肪が高い,コレステロールが高いなどの診断結果が出て,再検査などになって青い顔をしている方も少なくないでしょう。
目次
第1章 栄養の危機をもたらしたさまざまな脅迫
- 1-1 あらわになった日本人の低栄養
- 1-2 栄養が低下傾向にある日本
- 1-3 低栄養をもたらした7つの脅迫
第2章 どの年代の栄養素摂取が最も悪いか
- 2-1 20歳代女性の栄養状態は最悪
- 2-2 1〜6歳児の栄養が悪化している
- 2-3 小中学生にも進む低栄養状態
- 2-4 女性の栄養素摂取のトレンド
第3章 間違った栄養常識を反証する
- 3-1 太っているほど早死にする?
- 3-2 コレステロールが成人病と短命の元凶?
- 3-3 日本人は脂肪のとりすぎなのか
- 3-4 砂糖をとるとキレる子供になる?
- 3-5 糖尿病が激増している?
- 3-6 エネルギーを制限すれば寿命が延びる?
- 3-7 良い食品,悪い食品がある?
第4章 日本人の低栄養を食い止めるための指針
- 4-1 日本人の平均寿命は減少している
- 4-2 低栄養化による総死亡率,余命への影響
- 4-3 低栄養によって骨粗鬆症のリスクが増大
- 4-4 血糖値と脂肪量の過剰診断の問題点
- 4-5 魚介類と肉の摂取量の低下は問題
- 4-6 時代によって変わるボディーイメージ
第5章 長寿地域の食と栄養の実態
- 5-1 幻の三大長寿地域
- 5-2 真の長寿地域・かつての沖縄
- 5-3 真の長寿集団・日系ハワイ人
- 5-4 男性の平均寿命世界一の香港
第6章 理想的な食と栄養とは何か
- 6-1 理想の食と栄養を考える
- 6-2 栄養素からみた理想の栄養のとり方
- 6-3 日本人に理想的な食事の指針
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