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Apple TV,出荷開始 リビングで実現するホームネットワークの世界

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映像出力については,ワイヤレスネットワークでのオートシンク(同期型)および別ハードディスク(コンピュータ)からのストリーミング(非同期型)の2種類の方法がある(写真5⁠⁠。

写真5 Apple TVによる出力ソースの設定画面。ワイヤレスネットワークを利用して直接iTunes Storeから取得する(メニュー1番目)タイプ,直接接続によるオートシンクおよびストリーミングタイプ(メニュー2番目⁠⁠,ネットワーク経由によるストリーミング(メニュー3番目)など,設定が可能

写真5 Apple TVによる出力ソースの設定画面。ワイヤレスネットワークを利用して直接iTunes Storeから取得する(メニュー1番目)タイプ,直接接続によるオートシンクおよびストリーミングタイプ(メニュー2番目),ネットワーク経由によるストリーミング(メニュー3番目)など,設定が可能

Apple TVが目指すところ

今回の説明会では,Apple TVの利用用途や可能性についても触れられた。アップルコンピュータ,プロダクトマーケティング ディレクターの服部浩氏によれば「Apple TVは,ITや技術のスキル,知識がなくとも利用できる製品です。iPodやiTunesを使用している方であれば,気軽に楽しんでもらえます」とのこと。

さらに,既存のPCなどでは,映像,音声,Podcastなど各メディアを,それぞれ異なるアプリケーションで管理していた点を挙げ「Apple TVでは,すべてのメディアを1つのハード,1つのアプリケーションで手軽に操作できます」と,その特徴を紹介した。

Apple TVの可能性という面では,とくにVideocastに触れながら「今までVideocastというと,iPodでのブラウズなどが多く,やや画質が低い物が想定されていました。今後,Apple TVを使えば,リビングで高品質で見られるようになります。これは,クリエイターの方たちの創造性を広げることが可能で,今後の映像分野に大きなインパクトを与えられるのではないでしょうか」と,強調した。

このように,優れた技術が多くのユーザに触れられる環境を整える意味で,さまざまな可能性を感じられる製品と言える。

写真6 デモンストレーションを担当したアップル服部氏

写真6 デモンストレーションを担当したアップル服部氏

Apple TV
http://www.apple.com/jp/appletv/