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LEGO Mindstormsによる新人研修の実際
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本誌一般記事
組込みシステム開発のトータルサポートを行う
- 研修内容
- 具体的な研修内容は,
自律車両型ロボットを利用した 「自動搬送システム」 の開発を行うもので, 分析から設計, 実装, テストという実際のソフトウェア開発プロジェクトの全工程を体感実習していく。センサやモータ, 通信デバイスのコントロール, マルチスレッド, 割り込み処理といった組込みソフトウェアによる計測・ 制御も行えるとのこと。実際には図のようなコースを走行させる。 - ソフト技術者以外の受講者も
- 新人受講者の配属先はすでに決まっており,
ソフトウェア技術者以外にもいわゆるメカ技術者さんや回路技術者さんもいるが, 全員が同じ内容で受講するとのこと。この点について, 日立AD 総務部 教育グループの渡邊義和氏は, 「これからメカや回路を専門にするとしても, ソフトウェア開発がわかる技術者になってほしいと考えています。逆にソフト開発する人も実際に組み込んだ機器が動作する喜びを味わってもらいたので, 本研修は有用だと思います」 と言う。
受講者の声
では,
ソフト技術者: 惣島 麻未さん
- Q:本カリキュラムはいかがでしたか?
- A:やっぱり自分が作ったプログラムで,
実際にモノが動くのでおもしろいですね! - Q:本カリキュラムでもっとも得たものは?
- A:C言語によるオブジェクト指向や,
要求分析するところもありましたが, 実際の開発現場って厳しいんだなぁって実感できたところです。
回路技術者: 竹田 準也さん
- Q:プログラム経験は?
- A:学生時代から回路系でしたので,
C言語やUMLはゼロからの挑戦でした。 - Q:では,
難しかったのでは? - A:なかなか思うように動かなくてツラかったですが,
2人1組で作っていくので, いろいろと相談しながら楽しくできました。 - Q:配属後は回路エンジニアですが,
Cのプログラミング実習はいかがでしたか? - A:専門バカと言われないように,
いろんなことを学ぶのは必要だと思います。 - Q:仕事以外でもLEGOをやってみたい?
- A:今回のような自律車両型ロボット以外にも2足歩行型ロボットがあるみたいなので,
そちらを挑戦してみたいと思いました。
実際のコーディングやテスト,
そして,
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