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「農」「食」も温暖化の影響が避けられない
日本の農業の現場で,
さまざまな温暖化の影響がすでに顕在化していることが全国調査で明らかになりました。 日本の農業は稲作抜きでは語れません。IPCC報告では,
将来的には米が減収となる可能性も示されています。しかし, 現在の日本では, 生産量よりも米の品質に明確な影響が現れています。 容易に植え替えのできない果樹は,
他の作物と比べて温暖化の影響が著しい上に, 他の作物より10年以上早くからその対策をとる必要があります。 地球温暖化の問題は,
未来のことでも, 海外の出来事でも, シミュレーションの結果でもない, 日本で今起きていることなのです。
これは,
気温上昇は世界の食料,
日本の食料自給率は,
国内の生産現場に目を転じると,
農業,
記事中で紹介した書籍
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温暖化が進むと「農業」「食料」はどうなるのか?
気温上昇は世界の食料,日本の農業にとってプラスか,マイナスか? 食料自給率が40%の日本にとって,温暖化が世界の食料生産にダメージを与えることは価格高騰など深...