今回のように表の列が異なるデータ連携の場合には,
最後にデータ転送先の表に対する列のマッピングを行います
図4 列のマッピングを設定
※指定画像がありません※
データ連携定義はこれで終了です。列や属性が同一な表であれば加工アイコンも不要であり,
選択可能なデータ連携方式
DataCoordinatorには,
一括配信とは,
差分配信とは,
さらに,
アイコン
DataCoordinatorの3つ目の特長は,
- 行抽出アイコン
- 転送元となる表データの絞り込みを行います。たとえば,
年齢という列があった場合, 20歳以上60歳以下のデータを絞り込むときなどに使用します。行抽出により必要なデータを選択すると同時にデータ連携の対象となるデータ量が絞り込めるため, 必要のないデータをネットワークへ流すことを抑制できます。 - 加工アイコン
- 加工機能は,
データ連携を実施する表の属性差異や異なる列数などを吸収します。それ以外にも, 四則演算や文字列の結合, 文字列の分割などを行うことが可能です。たとえば, 本社データベースの表から各支店にデータを転送する場合, 個人情報が含まれる列を削除するときなどに使用します。 - 条件加工アイコン
- 条件加工機能は,
転送するデータの値によって, 加工内容を設定できる機能です。たとえば, 年齢という列のデータが 「12」 の場合に, 学年という列に 「6年生」 と設定するときなどに使用します。 - 分配アイコン
- 転送元となる表データを複数の表へ転送します
(図6)。たとえば, 本社にある基幹データベースのデータを各支社のデータベースへ転送するときなどに使用します。各支社で独立した業務アプリケーションを構築する場合に有効です。