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日立製作所は,米国Genuitec社と同社が提供するJavaアプリケーション開発環境『MyEclipse』の日本市場での提供について合意し,4月27日よりMy Eclipse日本語と技術サポートの提供を開始しました。
Javaアプリケーション開発は,オープンソースの開発ツールであるEclipseの豊富な各種プラグインにより市場に急速に浸透していますが,快適に開発作業を行うための各種プラグインを開発者が選択する必要があり,またそれらの最適な組み合わせの選択など,導入にノウハウが必要な状況でした。
MyEclipseは,高い生産性とユーザビリティ,先進技術への対応などのほか,世界で初めてEclipseプラグインとしてAJAXアプリケーション開発機能を提供し,Web 2.0時代のシステム開発への対応が強化されています。
MyEclipseの日本語版では,製品マニュアルの日本語版提供に加え,アプリケーションの信頼性向上ノウハウなどに関する技術資料も日本語で提供することで,国内市場での開発特性に対応した開発環境の利用が可能になります。日本語版は専用のポータルサイトから年間使用権の単位で提供し,その間は常に最新版の製品が使用できるため,導入コストの低減できます。
サブスクリプション販売費用は,MyEclipse Standardが3,990円,MyEclipse Professionalが6,825円で,ProfessionalはJavaScriptのデバッグやUMLによる開発が可能です。どちらも有償の年間契約は1年間で,常に最新版にバージョンアップすることが可能です。
- MyEclipseのWebページ