News Hot Line

第1回 天野カンファレンス開催 業界をリードする3人の天野氏が集結

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

2007年3月28日開催にオブジェクト倶楽部主催の春イベント「第1回 天野カンファレンス」が開催されました。よくある技術ネタをテーマにしたイベントとは異なり「人そのもの」がテーマだったのですが,⁠人」といってもプロジェクトマネージメントやファシリテーションの話ではなく,本当に全編「天野氏個人」をテーマにするという大胆なコンセプトに基づいたイベントでした。

1人目の天野氏,天野勝氏によると感動期,吸収期,傲慢期の3つのステージを経て現在は妄想期にあるとのこと。オブジェクト倶楽部事務局長としてプログラマの交流の場を積極的に提供する同氏のスタンスが,山あり谷ありの経験を経て生まれてきたことを教えてくれる貴重なプレゼンでした。

2人目の天野氏,天野良氏は各種イベントで発表したプレゼンを振り返りながら自らの経験を語ってくれました。最近はマッシュアッパーやマッシュアップマスターと呼ばれているそうですが,これは飲み会メンバーを「混ぜ合わせ」「新しい価値を作り出す」という同氏提唱の「飲み会マッシュアップモデル」にちなんだ名称とのことです。

3人目の天野氏,amachangこと天野仁史氏によると,同氏の人生は,青春時代,IT戦士前,IT戦士後の3つに分けられるとのことでした。青春時代の素敵な仲間達との時間を取り戻すため,⁠自分を窮地に追い込む」⁠人との出会いを大切にする」という心構えで日々IT戦士として格闘中とのこと。

第1回と銘打っているからには第2回の天野カンファレンスがあるのか,あるいは1回限りのネタイベントだったのか,オブジェクト倶楽部の動向から目が離せません。