WEB+DB PRESS plusシリーズ小飼弾の アルファギークに逢ってきた

[表紙]小飼弾の アルファギークに逢ってきた

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四六判/240ページ

定価1,628円(本体1,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3452-9

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書籍の概要

この本の概要

「アルファギーク」の「アルファ」は,動物行動学ではリーダーとなる個体のこと。「ギーク」は,ひたすら「好き」を貫いて信じる道を往き,世界を少しずつ,しかし確実に良い方向に変えていくエンジニア。本書に登場するアルファギークとは,そういう特性を併せもった人たちです。

本書では,人気フレームワークRuby on Rails,コミュニケーションツールTwitter,Javaの定番フレームワークSeasar2などのソフトウェア開発者をはじめ,数々のギークたちにブログ「404 Blog Not Found」の小飼弾氏が直撃。すべてソフトウェア開発者が,自らのスキルアップや人生設計について考えるためのヒント満載の1冊です。

こんな方におすすめ

  • Webベースの新しい技術の世界に関心がある方
  • エンジニアとしてのスキルアップや人生設計を考えている方
  • ソフトウェア開発を成功させるポイントが知りたい方
  • これまでになかったソフトウェアを企画,開発したい方
  • オープンソースソフトウェアを使った開発に関心がある方

特設ページについて

WEB+DB plusシリーズの特設ページを設置しております。

詳しくはそちらをご覧下さい。

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小飼弾のAlphaGeekに逢ってきた
本書のタイトル,『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』の「アルファギーク」とは何でしょうか? まずは「ギーク」の由来から。
[祝]12冊記念! WEB+DB PRESS plusシリーズ大集合
刻々と移り変わる情報技術,インターネットの業界。次々と登場する新技術を,日々キャッチアップするのは大変です。技術の進化を追うためは,知識の積み重ねが必要な場面が多々あります。

目次

本書は,WEB+DB PRESS,gihyo.jpに掲載の人気連載「小飼弾の Alpha Geekに逢いたい♥」を書籍化したものです。

  • 世界ウェブを創るギークたちは,何を想い,どう動こうとしているのか」という観点でトピックを追加,差し替え
  • スペシャル対談「きたみりゅうじの 小飼弾に逢ってきた」(二本立て)を収録

きたみりゅうじさんが,ギークな弾さんに,「受託開発は古い?」「SEってこれからも食べていける?」「ライブドアで実際,何やったの?」など,率直な質問をぶつけています。

  • 各回とも,「弾感」を収録

などを行った,読み応えたっぷりの1冊です!

※ギークは0から数える。というわけで本書は#0からスタートしています。

○#0 Ruby on Rails開発者 David Heinemeier Hansson
「アーキテクト」って言葉を使ったら負け
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • RubyでRailsを書いたわけ
  • ベンチャーキャピタルはみんな追い返した
  • 自分は設計士よりも大工でいたい
  • 弾感 みなぎる自信と,謙虚な姿勢

●#1 (株)はてなCTO 伊藤 直也
良いサービスを作るのに,マネジメントはやはり重要
gihyo.jp掲載記事

  • プログラマーの幸せ
  • 世界を目指すプログラマー
  • 日本発のウェブサービス
  • 弾感 今後のはてなの「トンズラ」ぶりが楽しみ

◎#2 Perl開発者 Larry Wall
優れたソフトウェアも,文化を持たなければ普及しない
gihyo.jp掲載記事

  • 日本語,日本車,アニメ
  • オープンソースは儲かるか
  • Perlの進化
  • Perlの目標は,自然言語のようなコンピューター言語
  • 弾感 世界初で唯一の「かわゆい」師

◎#3 livedoor 池邉 智洋/谷口 公一/ma.la
ネットは個人の人生に何をもたらしているか
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • ライブドアという会社の文化
  • 大量のブログを読むと見えてくること
  • ネットはコミュニケーションを変えているか
  • 弾感 あの会社を作り直してよかった

○#4 Twitter Co-founder Evan Williams
大事なのは「好き」を貫けること
gihyo.jp掲載記事

  • Twitterの中の猫たち
  • Twitterでの役割
  • テクノロジーはアイディアを実装する手段
  • 好きを貫く力がものをいう
  • 弾感 働かなくても食えるようになっても,何か作らないといられない

◎#5 The Seasar Project チーフコミッタ ひが やすを
世の中の根底にあるニーズに合ったものを提供したい
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • Seasar2 とRails
  • Javaは誰のための言語?
  • 家族が一番大事。仕事やオープンソースはその次
  • 弾感 オープンソースには,対照的な2人が共存できるだけの余裕がある

○#6 『達人プログラマー』著者 Dave Thomas
コーディングを続けるという情熱が重要。それ以外は取るに足りない
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • RubyはMatzさんの受けた教育や宗教がすべて反映されたもの
  • 『達人プログラマー』をもし手直しするとしたら?
  • 「ソフトウェアエンジニア」という言葉は嘘
  • 弾感 「それは私の才能ではない」と言えますか?

○#7 Pathtraq / Japanize 開発者 奥 一穂
自分は,コミュニケーションの形態を考えてる。ウェブは手段
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • サイボウズ・ラボってどうやって儲けてる?
  • 技術者の天国?50%ルール
  • 長いスパンでものを見る力
  • 弾感 自分に最も向いた場所を見つけて,そこで働ける人

○#8 Mozilla Corporation / jQuery開発者 John Resig
自分が興味を持っているものに集中し,最適化を加える
gihyo.jp掲載記事

  • 米国にはJavaScriptコミュニティがない
  • JavaScriptの未来
  • 自分の関心に対して最適化を
  • 弾感 JavaScript天国,日本

◎#9 「Binary 2.0」「スルー力」提唱者 高林 哲
ハッカーに一番重要なのは,「深追い」できること
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • 「Binary 2.0」って呼んでみた
  • どこまでも追いかけて調べ尽くす力
  • 基礎的なことを知りたいという欲求
  • 弾感 「放火力」において日本屈指のアルファギーク

○#10 Perl Mongers Ingy dot Net / Dave Rolsky / Jesse Vincent / C.L. Kao
今どき正気の人はいない。大事なのは役に立つ狂気かどうか
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • エンジニアとハッカーの違い
  • Perl 6はあわてて出すべきではない
  • ウェブブラウザーは檻に過ぎない
  • 弾感 実践的でビョー的なPerl Mongers

○#11 『IT戦士』 天野 仁史 & こんにちはこんにちは! はまちや2
勢い重要。脆弱性とか気にしないでシンプルにリリースすべし
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • JavaScriptのイケてないところ
  • XSS・CSRFの見つけ方
  • 勢い重要
  • 弾感 「こちら側」の常識では考えられない存在

◎#12 夫婦対談. (株)はてな 近藤 淳也・令子×小飼 弾・直美
行動を起こしたほうに情報はついてくる
(gihyo.jp掲載記事:前編中編後編

  • 夫婦の日常
  • はてなが目指していること
  • 自分の頭で考えながら行動するのが大切
  • 弾感 世界を制するには,まず相方から

●#-1 スペシャル対談:前編 きたみりゅうじの 小飼弾に逢ってきた
アルファギークとSEの現実と

  • アルファギークの定義
  • 丸投げ型の受託開発はもう古い
  • 技術だけでは生きていけない
  • 自分をクビにする状況を常に考える
  • きたみ感 言いわけではない技術屋論が心地よい

●#-2 スペシャル対談:後編 きたみりゅうじの 小飼弾に逢ってきた
知られざる小飼弾の歴史

  • 大検時代~中学卒業後,1年で大検合格~
  • バークレー校進学時代~自衛隊か海外か~
  • 会社設立時代~バークレーでの知識を生かしてISP立ち上げに奔走~
  • 「オン・ザ・エッヂ」時代~半年後の上場のためにしたこと~
  • きたみ感 すべての礎は行動力か

  • ●=新規記事
  • ◎=書籍の方向性に照らし合わせて,連載時,未掲載のトピックの追加,時事性の高いトピックの割愛を実施

著者プロフィール

小飼弾(こがいだん)

ブロガー/オープンソースプログラマー/投資家などなど。ディーエイエヌ(有)代表取締役。1999~2001年(株)オン・ザ・エッヂ(現(株)ライブドア)取締役最高技術責任者(CTO)。プログラミング言語Perlでは,標準添付最大のモジュールEncodeのメンテナンス担当。著書に『アルファギークに逢ってきた』(2008年5月,技術評論社)。ブログは『404 Blog Not Found』

URLhttp://blog.livedoor.jp/dankogai/