わかって楽しい「数学・統計」の基本と基礎
数学記号を読む辞典
これで数学記号の意味・読み・使い方がわかる! 小学校からはじめて,大学までの数式が読めるようになる,読み通せる辞典風数学エッセイ。
最初は小学生レベルの数字「1,2,3…」からはじめて,最終的には大学レベルの数学記号に到達。気軽に散歩を楽しむように,数学記号を一個一個,楽しく読み解いていきましょう。数学にもう一度取り組んでみたいと考えているけど,そもそも数学記号の意味からあやふやになってしまった,そんな方に特におすすめです。
※※新聞広告でもおかげさまで好反響をいただきました。
全国の数学学び直し読者のみなさまに,おすすめです。※※ユークリッド原論を読み解く〜数学の大ロングセラーになったわけ〜
『ユークリッド原論』は2000年以上も読み継がれてきた言わずと知れた数学の大ベストセラーです。なぜ大ベストセラーになったのでしょうか。
本書では,定義,公理,公準などを組み合わせてどういう定理が生まれているのか俯瞰しながら,幾何・素数・完全数など『ユークリッド原論』のおもしろいところ,奥深いところを解説します。
みなさんがこれまで聞いたことがあるピタゴラスの定理や平行線の性質,ユークリッドの互除法なども取り上げています。それらが構築されているプロセスは実に明快です。統計学がわかる
初学者でも気軽に読めて楽しく学べる統計学はいかがですか? 品質のばらつきやアンケート集計の結果など,ファストフード店で起こる統計的な疑問の数々を,登場人物たちと一緒に悩み,一緒に解決していきましょう。
仕事でデータ分析の必要を感じているビジネスマン,論文を書くために統計学の知識を必要としている学生さんなどに,とっかかりの一冊としておすすめです。
多変量解析がわかる
多変量解析はデータを客観的に分析する,とても応用範囲が広い統計手法です。またコンピュータの発展により,困難だった計算も,容易に実行できるようになりました。一方,多変量解析は難解で,道具として使いこなすのは,難しいイメージがあります。本書は,そんな難解といわれる多変量解析を,具体的な例題と図で分かりやすく解説。また,専用ソフトを用いないため,入門書としてうってつけです。「ファーストブック 統計解析がわかる」を読んだ次のステップとしても最適です。
親切ガイドで迷わない 大学の微分積分
2変数の微分積分までが手際よく学べる! 親切なガイド付きで,最後まで読み通せる!
(本書まえがきより)
本書は,大学生や社会人のみなさまが高校の微分積分からおさらいし,最終的に大学レベルとして最低限必要な微分積分の計算力を身につけるための本です。
2変数の微分積分までをコンパクトに手際よく学べるようになっており,すばやく計算スキルを身につけることができます。一つ一つ計算手順を追うことで,微分積分を確実に学んでいくことができるでしょう。
また,本書の特色として,初学者が迷わないように親切なガイドをふんだんに入れてあります。このガイドを頼りに,ぜひ最後まで読み通してください。
親子でかんたん ずかん算数・数学
「ずかん」形式で,ながめながら,算数・数学の基礎を学ぶ本です。四則計算から始まって,筆算のやり方,分数,三角形,立体などが大きく図になっていて,子どもたちは式を絵のように楽しみながら学ぶことができます。さらに微分・積分や数列,三角比,ベクトル,因数分解など,高校数学の入り口まで掲載しているので,親の学び直しとしても,役に立つことうけあいです。小中高の算数数学が一望でき,親も子も,楽しく理解を深めていくとこができます。
なぜ!こんなに数学はおもしろいのか――数学カフェへようこそ
数学に苦手意識をもつ人が多い一方,数学にそこはかとない魅力を感じている人が多いのも事実です。苦手な人にとってみれば,学校で習ってきた数学を振り返ってみても,どこにそんな魅力が,そしておもしろさがあるのか,と疑問がふつふつとわいてくるかもしれません。
そこで,実際数学のおもしろさを肌で感じているであろう数学者にお話を聞き,数学の魅力について聞くと同時に,その頭の中で何を考えているのか,のぞいてしまおうというのが本書です。
本書は,数学をテーマにしたサイエンス・カフェにおける,数学者と一般参加者の対話記録であると共に,現代数学を支えるいくつかのテーマについての特別ゼミでもあります。先端の数学と私たちがイメージする数学とがつながることで,数学の魅力がより鮮明になっていきます。
へんな数式美術館 --世界を表すミョーな数式の数々--
世の中には,実におかしな数式が跋扈している。ただしヘンな数式は決して難解なわけではない。そしてその背後は奥深くて面白い。虚心坦懐に面白い数式を料理し,観賞するというのが本書の狙いだ。たとえば√2^√2^√2…という無限乗は,いかにも無限大になりそうなのだが2になる。誰でも知っている虚数iの親戚にi,j,kといったものがあり,空間の回転と密接に関係していたりする。そしてある学者は「絵記号」を使って奇妙な計算をする。直感的な図を使って数式を表すものだが,物理現象を説明したりする。
ワナにはまらない微分積分
つまづきがちなワナはここにある!
わかって楽しい オオカミ流 高校数学再入門「そのアドバイス,高校生の頃に聞きたかった!」が盛りだくさんの本書は,運悪く数学に苦手意識を持ってしまった元「高校生」の方,そしてもちろん現役高校生にもおすすめです。
オオカミ先生のざっくばらんな語り口を楽しんでいるだけで,気がつくと,高校数学への取り組み方が身についてしまいます。範囲は数Ⅲ,テーラー展開まで扱っています。
※本書は大上丈彦 著『むずかしい微分積分』(荒地出版社)を全面的に加筆修正し,再編集して,装いも新たに復刊したものです。
書評情報
日本経済新聞(2013/5/29夕刊)「エンジョイ読書」欄で,サイエンス作家の竹内薫さんより
★★★(読みごたえあり)の評をいただきました!意味がわかる微分積分
微分積分が苦手だという人向けに書かれた本です。会話文で読み進み,数式は味のある手書き文字を使って図解されています。実は,微分積分は,けっこう身近なところで使われていたり,知っているととても役立つのです。そんな「事例」を挙げながら,微分積分の本質を解き明かしていきます。やり直しにも最適です。
今度こそ納得する、物理・数学再入門 ―誰もが答えを知りたかったFAQ―
物理や数学を学んでいて,ふと疑問が湧いてくることはありませんか。疑問の中には,誰かに聞きたいのだけれども,そんなことは当たり前といって軽くあしらわれてしまうのでは,と思い,そのままにしてしまう…というものもあるでしょう。しかし,そういった疑問にこそ物理や数学の本質が隠れているのです。
本書では,著者自身が疑問と思ってきたことや,先生という立場になって学生さんから受けた質問をもとに,“なぜ”が自然に理解できるように解説します。