「しくみ図解」シリーズで学ぶ
光工学が一番わかる
光工学の技術は,精密光学機器や照明機器のほか,レーザ光を利用した高速・大容量の光通信,情報の記録や再生といった分野で活用されています。代表的なところでCD,DVD,プリンタ,ディスプレイ,光ファイバ通信,太陽電池などがあげられます。光工学は電子工学と融合して広範囲の技術分野を形作っており,今後は生命光科学などの新分野も切り開いていく可能性を秘めていると言われています。そこで,光工学の技術を基本的な光エネルギーの話からところ光センシング,光計測など最新技術に至るまで,わかりやすく解説します。
光学機器が一番わかる
半導体レーザが一番わかる
我々の日常生活を見回してみると,ビデオ機器や音楽再生装置であるCD やDVDにレーザが使われ,電話やインターネットの基幹部分にはレーザ光を使った光通信が行われています。レーザは高密度情報を扱うことができるのです。現代の情報社会は,光,それもレーザがなければ成り立たなくなっています。
ではレーザとは一体どういうものなのでしょう。一直線に伸びる光の糸(レーザ光)はどうして発生できるのでしょう。月まで行って返ってくるレーザ,そのレーザで月までの距離が計測できてしまう。はたまた,木はもとより堅い金属まで切断してしまうレーザ。光で長さを計測し,熱源として加工までできてしまうレーザの正体は一体どういうものなのだろう?
そんな素朴な疑問から本書はスタートしています。レーザはいろいろなタイプのものが開発されてきましたが,本書のメインタイトルである「半導体レーザ」は,現在最もよく使われているレーザです。半導体レーザの発明によってレーザはより身近なものとなりました。
本書では,その半導体レーザを中心に,レーザそのものの基礎知識と使い方,レーザの応用をできる限りわかりやすく,図表をふんだんに用いて解説しています。
メモリ技術が一番わかる
高層建築が一番わかる
現代都市において,限られた土地を利用できる高層建築物は必要不可欠な存在です。一方でシンボル的な存在にもなります。また地震が多い日本では,より確実な安全性が求められます。高層建築は社会的な存在であり,時として象徴的な意味を持つことがあり,技術や環境の問題とも関わります。本書は,こうした高層建築物の基本的な知識を知りたい人に向けて執筆されました。日本の優れた建設技術,構造技術,それと解体技術など,高層建築の多面的な側面を,わかりやすく図解入りで解説しました。見開き2ページの単位でさまざまなトピックを取り上げているので,どこからでも気軽に読み始めることができます。
ビルメンテナンスが一番わかる
ビルメンテナンス業界の業務内容を紹介する本です。環境衛生管理として清掃業務や廃棄物処理の実務紹介から,設備管理として図面を読むための基礎知識や電気通信設備の保守・管理などについて解説します。さらに建築設備の点検や保安警備についても実例を交えて説明するほか,管理にあたって必要となる資格も紹介します。
建築材料が一番わかる
建築業界,リフォーム業界などに入られて,建築をこれから勉強する方,もしくは関連業種の方を対象に,建築に使われるさまざまな材料を紹介します。まずは建築物の骨格に当たる構造用材料として,木材,コンクリート,鋼材の種類や特徴,性質を解説します。引き続き,建築の表情や衣装に当たる石材,ガラス,タイルや内外装材,左官材料などに触れ,よりよい環境や安全な建築とするための機能性材料として,防水材料,防火材料,耐振材料などを解説します。本書を読めば,建築技術の発展を支える建築材料の知識を把握することができます。
耐震・制震・免震が一番わかる
本書では,耐震・制震・免震構造をできるだけわかりやすく説明しています。それぞれの構造の特徴だけでなく,地震の起こり方やその特性,地震による建物の揺れ方から設計についても記述しています。わが国における(広い意味での)耐震建築のしくみから設計までを網羅的に学ぶことができるように考えて本書を構成しました。(「はじめに」より)
断熱・防湿・防音が一番わかる
居住性の決めての大きな要素である,断熱・防湿・防音について,図版や写真などのビジュアル素材を用いて解説した書籍である。断熱の基本的考え方の説明を通して,断熱材料には何が適切か,またどのような工法があるのかなどいった基礎知識ををわかりやすく説明するとともに,居住性を高めるうえで欠かせない防湿,防音のノウハウもついても解説する。さらにシックハウス問題や最近よく耳にするエコハウスの実体もあわせて紹介する。
道路が一番わかる
本書は,道路に興味を持ち,知識を増やしたいと思う一般の方々を読者に想定して,道路に関する基本的な知識の手がかりを得ることができるように編集したものです。各章は,個々に専門の解説書が出ているぐらいの範囲について要点を絞り,それぞれの分野を専門とする執筆陣が解説しています。
道路を総合的に見る糸口としなるよう本書を活用していただき,必要な道路を適切に整備し保全していくための理解を深めるための基礎知識を身に着けてください。
上下水道が一番わかる
インフラの生命線たる水道について紹介する本。上水道の仕組み(水質基準と検査,浄水処理,ろ過装置,給水管の施工と方式等)と下水道の仕組み(水管の種類と接続,勾配と流速,段階処理方式等)をわかりやすく解説するほか,節水対策や漏水や汚染,老朽化といったメンテナンスについても解説する。
道路保全が一番わかる
2020年の東京オリンピック開催決定により,インフラ整備が課題となっています。特に首都高速は50年近く経過しており,その劣化や老朽化からその修繕が急がれています。本書は道路・トンネル・橋梁の保守や点検にスポットをあてて,関連事業者にわかりやすく解説します。『道路が一番わかる』の姉妹本です。