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WEB+DB PRESS Vol.132へのお便り

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こんにちはこんにちは!!いよいよ寒さも厳しくなってきましたね! 最近は話題のAI,ChatGPTでよく遊んだりしているのですが,プログラミングで悩んだときにも便利ですね。先日もJavaScriptでオブジェクトの深いプロパティに簡潔にアクセスする方法を質問して,オプショナルチェーン演算子を教えてもらいました。命名のヒントをもらうのも良さそうですね。情報漏洩には気を付けつつ便利に活用していきたいですね。

はまちちゃん
さわやか笑顔のスーパーハカー。ここの特別編集部員? 時折見せる憂いを帯びた瞳の奥に映っているのは,きっとあなたの脆弱性…!

わかばちゃん
はまちちゃんについてきちゃった,メガネがかわいいネット大好き14歳。プログラムはちんぷんかんぷんだけど,乙女の勘で今日もガンバル。

Vol.132の特集1

  • 特集1「オブジェクト指向神話からの脱却」は,振り返りになってよかったです。最近Javaを使っていて,オブジェクト指向が大事とは言われるけど,つかみどころの難しい概念だと思っていたので,私の中で雲のように浮いていたオブジェクト指向がいったん地についた気がします。

    ponyoxaさん

前号の特集1では,あらためてオブジェクト指向とは何かについてを掘り下げて解説しました。オブジェクト指向がどのように変化していったのか,そして今後の向き合い方についてもヒントになったのではないでしょうか。


初心者でもオブジェクト指向の勉強になる記事だったね~!


  • 業界に興味を持ったころからオブジェクト指向はもはや当然のものだったため,あらためて問いなおす機会というのはなかなかありませんでした。本特集のおかげで,そもそもオブジェクト指向とは,その功罪とは,といったところに視座を上げる(レイヤ的にはむしろ下げる?)機会を得られました。

    レンTRさん

一言でオブジェクト指向といっても幅が広くて,なんでもかんでも当時の常識のまま進めるのではなく,知識のアップデートが必要だと気付かされる記事でしたね。


ITエンジニアは常に情報収集と勉強が必要なのね。


できるエンジニアはそれを勉強とは思ってない人も多いんじゃないかな?


なるほど~,趣味とかライフワークみたいになっちゃってるんだね。


  • オブジェクト指向という古い考え方をいまだに絶対的な最善の設計思想のようにとらえている人が意外に多く不思議だったので,歴史的な経緯から実装まで整理してもらえて助けになりました。コーディングに唯一の正解はないと思っており,また時代や開発環境,フレームワークにも左右されて当然のものな気がしているので,そのあたりの設計思想の話なんかを特集してほしいです。

    河原正直さん

たしかに言語や開発環境,フレームワークの設計思想の話はおもしろそうですね。


私も読んでみたい!


Vol.132の特集2

  • 特集2「iOS 16最前線」がたいへん参考になりました。ここ数年定番の特集ですが,iOS 16とSwift 5.7について,ユーザー視点ではもちろんのこと,開発者目線でどのように変化しているかをあらためて知ることができました。新登場したり大進化しているフレームワークもあり,開発により活かせそうな技術もあり,まだまだ進化する兆しを感じ取れました。

    N/Mさん

前号の特集2では,iOS 16とSwift 5.7を中心とした新機能の紹介と,SwiftUI,SwiftCharts,App Intents,WidgetKitについても解説しました。


  • iOSメジャーバージョンアップのたびに特集していただいているので,その号は購入しています。

    秋吉崇さん

iOS開発者としては気になる情報ですよね。


iOSとSwift以外は,何をするものなの?


Swift Chartsはグラフ描画のフレームワークだよ。App Intentsはユーザーがアプリの機能をSiriやショートカットから使えるようにするものだね。WidgetKitはその名の通りウィジェットを実現するためのもので,iOS 16からは新しくロック画面にもウィジェットを表示できるようになったね。


  • 網羅的に新しいAPIについて理解でき,復習になりました。

    冨永拓弥さん

新しく登場した周辺技術などについても,ぜひ記事を参考に試してみてくださいね。


ウィジェットが気になるよ~!


Vol.132の特集3

  • 特集3「コンテナ化実践ガイド」は,開発環境としてコンテナを利用しているだけの自分にとって,本番環境をコンテナ化するためのロードマップが示されておりとても勉強になりました。

    yasuさん

前号の特集3では,物理サーバや仮想マシンで動いている歴史の長いシステムの開発・運用を続けながら,コンテナ化を進めるための実践的なノウハウを解説しました。


コンテナ化するとどんなメリットがあるの?


サーバの構成を変えるのが容易になるし,リソースの増減や復旧もやりやすくて自動化しやすくなるのもメリットだね。


  • 1つの物語を読んでいるような感覚になり,文章に入り込んでしまうぐらいおもしろかったです。一昔前までだったら,機密情報になりそうなところまで包み隠さず述べられていて,たいへん参考になりました。ですが,SREまでリソースを割けず,ここまでのことができていない企業が多いのが現実なのかもしれません。

    yasioさん

そういえばSREってなんだっけ?


サイト・リライアビリティ・エンジニアリングの略で,サイトの信頼性を高めていくことだよ。


それってどうやって?


サーバやアプリのパフォーマンスを向上させたり,デプロイ環境を整えたり,あとはセキュリティの強化もそうだね。


サーバを安定させるのが大事な仕事なのね。そこでコンテナ化とか自動化をうまく使ったりするんだね~。


そうだね。実際に安定稼働しているのかどうかをちゃんと測定しながら運用するのがポイントだね。


  • 昔の職場でDevOps担当者がコンテナ化に取り組んで,開発者として一部関わっていました。この特集はあのころを思い出させてくれました。移行はやはり気にしなくてはいけないことが多く,大変でした。今は新規でコンテナベースから立ち上げているため,CI あたりの設計に考えないといけないことはあるものの,移行よりはずっと楽な印象。今後また移行に関わる機会があれば,振り返りしながら進めたいです。

    bingobingoさん

CIは継続的インテグレーションのことだっけ?


そうだね。開発者がコミットするたびに自動でビルドとテストを行うしくみだよ。継続的デリバリと合わせてCI/CDとよく言われるね。


そこにもコンテナを使うの?


コンテナを使って環境の差をなくすことで信頼性を上げられるね。


著者プロフィール

はまちや2(通称はまちちゃん)

mixiやHatena,果てはGoogleやYahooやAmazon,そしてIEの脆弱性を突き,世の中を混乱に陥れたクラッカー。彼がmixiに放ったワームによって,CSRFという攻撃手法が一気に日の目を浴びることとなった。ユーモア溢れるキャラクターで愛され,独特のテンポでつづるブログにはファンが多い。合言葉は『こんにちはこんにちは!!』

URL:https://blog.hamachiya.jp/


竹原(たけはら)

はてなダイアリーの非公式マスコットキャラ『はてなちゃん』を,独自の可愛らしいタッチで描くことで注目されている絵師。 彼女の描くイラストは,いずれも淡い色彩で塗られているにもかかわらず,つい目を引いてしまう色使いが特徴的。 ほもだいすきな腐女子。『幕府をつくりたいのですが』(白泉社)の表紙イラスト・挿絵などを手がけた。

URL:http://mint37.net